月別: 2017年9月

三菱東京UFJ戦(関東社会人リーグ1部 二戦目)

9月24日(日)

一部のレベルの高さを肌で感じた初戦から三週間。

今回も一部の中でも上位チームである三菱東京UFJ銀行との一戦となります。

 

前回の敗戦から気を引き締めなおして準備し迎えた試合でしたが、

前半開始直後いきなり自陣でのイージーミスからピンチを招きます。

そこから右へ左へ大きく揺さぶられ、たまらずペナルティーを犯すと

左ゴール前ラインアウトからラックを連取され、最後はラック周辺にディフェンスを寄せられたところで

FWとBKの間を巧みに突かれ簡単に先制トライを許してしまいます。

これで浮足立ってしまったJRはグラウンドを広く使ってくる相手アタックに対し、

有効な打開策を見出せず続けざまにトライを献上し、前半8分で0-21と大きくリードを広げられます。

その後、相手キックからカウンターアタックを仕掛けようやく自分達らしさを発揮し、

敵陣22m内に侵入するなど反撃のきっかけを掴みかけますが、

相手の前に出てくるディフェンスに苦しみ得点に結びつけることができません。

しばらく敵陣での時間帯が続きますが、無理に繋がなくてもいいところで繋ごうとしてミスをするなど

もったいないハンドリングエラーを繰り返し、相手を助けてしまうようなプレーを積み重ねてしまいます。

その結果流れを掴み切ることができず、逆にさらに2トライを奪われ前半が終了します。(前半 0-36)

前に出るディフェンス
前に出るディフェンス

 

ハーフタイムを挟み何とか先にトライを奪いたいところでしたが後半に入っても流れを変えることができません。

敵陣でゲームを進めるためキックでの侵出を狙いますが、有効なキックを繰り出せず、

中盤エリアでキックを受けた相手のカウンターアタックを止めることができず、ノーホイッスルトライを奪われてしまいます。

この間には一度はターンオーバーに成功するも、またもや軽いプレーで簡単に相手にボールを返してしまうという

この試合を象徴するような非常にもったいないシーンも見受けられました。

そうなると流れはどんどん相手に傾き、前半は優勢であったスクラムやラインアウトといったセットプレーも

押され気味となり、49分・51分・56分と立て続けにトライを献上し、勝敗は決してしまいました。

それでも闘う姿勢は崩さず前に出ることをやめなかったことで58分に敵陣深くで相手がミスをしたボールを

後半から途中出場のフランカー横山が素早い反応で確保し、そこからインサイドセンターの植田がインゴールへ転がしたところへ、

こちらも途中出場のアウトサイドセンター関川が飛び込み完封を逃れます。

さらにラストワンプレーでは敵陣左ゴール前で得たラインアウトからモールを押し込み

最後は左プロップの小谷野が押さえ意地を見せました。

最後は執念は見せたが・・・
最後まで執念は見せたが・・・

今回も特に『ここぞでのプレーの精度の高さ』や『試合の流れを考慮したゲームマネジメント』の部分において

上位チームのレベルの高さを見せつけられる形となってしまいました。

しかし今回の試合ではそれよりも『チャンスでのイージーミス』や『ペナルティー獲得時の判断ミス』など

チーム内において意思疎通や意識統一がしっかりとなされていないことによる自滅が

ここまでの大敗を招いた要因であることは否めません。

流れを変えるチャンスはいくらでもありましたが、せっかく得たペナルティーを

強引にタップで仕掛けた結果孤立してしまうなど、そのほとんどを自分達でふいにしてしまいました。

闘いはまだまだ始まったばかりです。そこさえ改善することができれば劇的に結果は変わるはずです。

ここで下を向くのではなく、もう一度勝ちたいという気持ちを見つめ直し奮起してくれることを選手たちに期待します。

勝ちたいという気持ちが本物であれば必ず道は拓けます。

さらなる奮起に期待したい
さらなる奮起に期待したい

トライ

58分 関川(ゴールキック 〇 原谷)

80分 小谷野(ゴールキック × 原谷)

M.O.M!!

1.小谷野 友樹

選出理由:スクラムで優位に立ちながらも、フィールドプレーにおいてもカウンターアタックを仕掛けてきた相手バックスに対して低いタックルで一発で仕留めるなどディフェンス面でチームに大きく貢献した。

小谷野の低いタックル
小谷野の低いタックル

JR東日本仙台支社戦(JR全国大会 三位決定戦)

9月17日(金)

初戦のJR九州戦に敗れたため最終日のこの日はJR東日本仙台支社との三位決定戦に臨みます。

この試合に敗れるとAブロックからBブロックへと降格となるため絶対に負けられない一戦となります。

 

仙台のキックオフで始まった前半、風上に立った東京はキックオフ直後から攻め込むも

ボールを丁寧に扱うことができずトライを取り切ることができません。

逆に風下の仙台に徹底的に近場を攻められ前半は苦戦を強いられることとなります。

東京が風上にも関わらずキックを有効に使えず自陣から脱出できずにいると、

執拗にラックからの持ち出しによるサイド攻撃を繰り返す仙台にゴール前に迫られます。

低いタックルで何とか凌いでいましたが、徹底したサイド攻撃に徐々にゲインを許し、

前半8分、先制トライを許します。

東京も前半15分に敵陣左22m内で得たラインアウトからモールを形成し、

7番佐々木が抜け出しトライを返しますが、その後も度重なるペナルティーやハンドリングエラーにより

流れを掴み切ることができません。

一つのパスミスをきっかけに自陣深くに入り込まれると、そこから防戦一方の時間帯が続き、

またもや34フェイズ連続にも及ぶ相手FWのサイド攻撃に屈する形で追加点を奪われてしまいます。

後半に向けて何とか嫌な流れを断ち切っておきたい東京は、

前半終了間際に敵陣左22m付近で得たペナルティーから速攻で仕掛け、

逆サイドに作った大きなスペースへボールを運び最後は13番植田がゴールラインを駆け抜け10-14とし、

4点ビハインドで前半を折り返します。

 

前半は自分たちの思うようなプレーができず、中々流れを持ってくることができずにいましたが、

ハーフタイムでもう一度チーム全体で意識する点を確認し、後半のキックオフに向かいました。

すると早速その効果が表れます。

自陣22m内のスクラムから8番斎藤皓太朗がサイド攻撃で突破し大きくゲインすると、

それを起点に流れるようなアタックを展開し、相手ディフェンスを翻弄し始めます。

たまらずオフサイドを犯す相手ディフェンスもなんのその、レフェリーに笛すら吹かせず、

これまでの鬱憤を晴らすかのように最後は14番武藤が敵陣10mでボール受け、

40mを走り切る爽快なトライを奪い逆転に成功します。(15-14)

これで波に乗った東京は前半の苦戦がまるで嘘だったかのように

グラウンドを広く使ったアタックが上手くはまり始めます。

45分には11番船木が、そして49分には10番髙井がどちらも大きくボールを動かす

アタックからトライを上げ相手とのリードを順調に広げていきます。

後半も自陣22m内に侵入されることもありましたが、

こちらも前半とは打って変わってしっかりと気迫のこもったタックルを連発し、

すぐにボールの奪取に成功します。

そして53分には前回のJR九州戦に引き続き、7番佐々木が豪快なトライを決めるなど

終始東京のペースで試合を進めることができ、最後は2番中嶋のトライで締め、

最終スコア39-14にてノーサイドとなりました。

 

正直、条件的には不利な風下の後半にこれだけゲームを支配できたことを考えると、

前半の不甲斐なさには疑問符が残る一戦となってしまいましたが、

ハーフタイム中に選手達自身でしっかりと切り替えられたこと、

そしてJR九州戦で出た反省点にいくつか改善が見られた点は評価できる試合であったかと思います。

ありきたりな表現とはなりますが、今回のJR全国大会での2試合において学んだことを

この後の関東社会人リーグでの闘いに『結果』として活かせるよう、

またしっかりと準備をしていきたいと思います。

 

菅平まで応援に来てくださった皆様、本当にありがとうございました。

この先もご声援の程どうぞよろしくお願いいたします。

 

トライ

15分 佐々木

29分 植田

40分 武藤

45分 船木

49分 髙井

53分 佐々木

55分 中嶋

M.O.M!!

8.斎藤 皓太朗

選出理由:試練の前半では好タックルを連発し、後半においてはチームに勢いを与え、

     その後の試合の流れを決定付けたパワフルなボールキャリーを披露した。

JR九州戦(JR全国大会 一回戦)

9月15日(金)

JRラグビーフットボール全国大会が今年も長野県の菅平にて開催されました。

全国からJR各社のラグビー部が集い覇権を争う本大会も今年で30回目を迎えます。

当部は本大会へはJR東日本東京支社として参加することとなります。

関東社会人リーグ期間中での開催のため、本大会での優勝を目指しつつも

リーグ戦に繋がる闘いを心がけ初戦のJR九州との試合に臨みました。

 

試合開始直後から、相手強力FWによる勢いのある突進に苦しみますが低いタックルによりしっかりと応戦します。

小谷野のタックル
小谷野のタックル
中嶋(左)と矢畑(右)のダブルタックル
中嶋(左)と矢畑(右)のダブルタックル

こちらもグラウンドを広く使ったアタックで敵陣ゴールに迫る展開に持ち込みますが、

相手の前に出てくるDFにプレッシャーを受けてしまい、判断ミスやハンドリングエラーを連発し

チャンスをモノにすることができません。

そして相手チームのキックを有効に活用し、空いたスペースを巧みに突いてくるアタックによって

再三のピンチを迎えますが、こちらも相手のハンドリングエラーやペナルティーに救われ何とかトライを防ぎます。

お互いが自身のミスやペナルティーで流れを掴み切れない展開が続きますが、

前半20分を過ぎたところで遂に均衡が破れます。

右ゴール前でラインアウトを得たJR九州は、FWによるサイド攻撃を繰り返し中央付近までボールを運び、

最後はSOからのループでトライを取り切ります。

こちらも前半終了間際に中盤からアタックを仕掛け空いたスペースを作り出すも、

またも判断ミスにより攻めきれず、無得点で前半の終了を迎えます。(前半 0-7)

 

後半に入っても中々流れを変えることはできません。

キック処理のミスから相手にボールを奪われゴール前に迫られます。

そこから大きく逆サイドに展開され、こちらのDFがついていくことができず、

追加点を奪われます。

その後もハンドリングエラーやキックミス、そしてペナルティーが重なり、

自陣での闘いを強いられ更に1トライを献上してしまいます。

点差が開いてしまった後半18分。ようやく反撃に転じます。

敵陣左10m付近で得たスクラムから12番植田の縦突破により相手のペナルティーを誘います。

ペナルティーから速攻で仕掛け、最後は13番斎藤が上手くスペースに走り込みトライを奪います。

植田の突破
植田の突破
トライを上げた斎藤
トライを奪った斎藤

しかしその直後、自陣からキックを使わずに積極的に仕掛けてきた相手に対し、

こちらのDFが返り切れずに順目にスペースを作ってしまい再度点差を離されてしまいます。

それでも最後まで切れる訳にはいきません。

後半25分には敵陣左ゴール前で得たフリーキックから、FWの連続アタックで徐々にゲインし外にスペースを作ることに成功します。

今度はそこをBKがきっちりと攻め切りトライを上げます。(トライ 武藤)

スピードのある武藤のアタック
スピードのある武藤のアタック

さらに後半28分。

勢いそのままに敵陣左中盤のラインアウトから、7番佐々木が激しく突進し、

4人のタックラーを振りほどき40mを一人で走りきるスペクタクルなトライを奪います。

DFを振り切る佐々木
DFを振り切る佐々木

しかし反撃もここまで。

最後までアタックを仕掛けますが、トライを奪うことはできず、最終スコア17-24で試合を終えました。

 

スコアだけを見ると惜しい試合のように感じられますが、

決めるべきところでしっかり決めてきたJR九州に対し、

『状況判断』『エリアマネジメント』『ハンドリングの精度』において

ベストな結果が少なくフラストレーションの溜まる試合となってしまいました。

 

この日もご家族やOBの方を始め、たくさんの方々がわざわざ菅平まで応援に駆け付けてくださりました。

いつもご支援くださる方々のためにも、この試合で得た反省点をしっかりとチームの成長へと繫げ、

今後の試合において一緒に喜んでいただけるようまた頑張ります。

 

トライ

48分 斎藤

55分 武藤

58分 佐々木

M.O.M!!

7.佐々木 滉介

選出理由:ボールを持つと必ずゲインし、再三に渡りチャンスを演出した。最後のトライ時の倒れない走りも素晴らしかった。

警視庁戦(関東社会人リーグ1部 一戦目)

9月3日(日)

今年度から関東社会人リーグ1部へと闘いの場を移し、全ての試合が格上との闘いとなります。

厳しい闘いを見据え、春先から個人スキルのレベルアップを中心に準備を進めてきました。

 

この日迎えた大事な初戦においては、『全ての局面において妥協しないこと』をテーマに挑みました。

前半開始からその効果が現れ、フィジカルで劣る相手に対し、怯むことなく果敢にプレッシャーをかけていきます。

特にディフェンスにおいては素晴らしいものがありました。

相手の勢いがあるアタックに対しては低いタックルで応戦し、ラインブレイクされたとしても必死のカバーディフェンスで

何とかトライを阻止するなど、粘りのあるディフェンスを披露しピンチを救う素晴らしいタックルがいくつも生まれました。

しかし、何度フェイズを重ねたとしても落ちることのないラインスピードによる相手の速いアタックを抑え切れず、

試合開始10分頃、とうとう先制トライを献上してしまいます。

さらにリズムを取り戻した相手に対しこちらの判断ミスなども重なりエリアマネジメントで優位に立たれ、

20分までに0-19と点差を広げられてしまいますが、それでも気持ちを切らさずに挑み続けます。

そして迎えた前半25分。ついにJR東日本に1部での初トライが生まれます。

相手ペナルティから得たゴール前ラインアウトにおいて戦前は不利と予想していたモールを選択します。

相手の激しいプレッシャーに崩されそうになりながらも、慌てずにまとまって押す方向を統一できたことで、

きっちり押し切り最後はHOの中嶋がグラウンディング。1部においてもモールが通用することを証明しました。

その後2トライを奪われ前半が終了します。(前半 5-33)

 

点差は離されてしまいましたが、後半に入っても闘う姿勢は崩れませんでした。

後半開始早々に1トライを献上しますが、トライ後のキックオフでボールを確保し、

グラウンドを広く使った連続アタックですぐさまトライを取り返します。(トライ 吉野)

後半15分にも田島の約50mを走り切る見事な独走トライでチームに勢いをもたらします。

そこから相手の巧みなキックを使った戦術により防戦一方となりますが、諦めずに体を張り続けます。

しかし、コンタクト時においてボール・ボディーコントロールがしっかりできる強さや上手さ、

そして常に前を見続けディフェンスにギャップがあるとすかさず突いてくるアタック力を

持ち合わせた相手を防ぎ切ることができず、計10トライを奪わてしまいます。

こちらも試合終了間際に何度も相手ゴール前に攻め込みましたが、相手の切れない集中力と速い集散の前に

トライを奪うことはできず、最終スコア19-64と完敗でノーサイドを迎えることとなりました。

 

今回の試合においては結果1部の洗礼を浴びる形となり、一つ一つのパスやタックルの精度、

そしてそれを継続する力等改めて1部のレベルの高さを実感することとなりました。

しかし自分たちが今年取り組んできたことを格上との試合の中で随所で発揮することができ、

確かな手応えと自信を得ることができたことも事実です。

点数だけを見るとただの強がりと思われてしまうかも知れませんが、

それは今後の闘いにおいてしっかりと証明していきたいと思います。

 

そして何よりも遠方であるにも関わらず、たくさんの方々に応援に来ていただくことができ

非常に嬉しい限りでございます。いつもありがとうございます。

そのように日頃から支えてくださっている方々からも『応援していて良かった』と思っていただけるチームとなれるよう、

感謝の気持ちを忘れずに今後も精進して参りますので、引き続きご支援くださいますようよろしくお願いいたします。

またグラウンドでお会いしましょう。

 

トライ

24分 中嶋(ゴールキック × 増山)

44分 吉野(ゴールキック 〇 吉野)

55分 田島(ゴールキック 〇 植田)

M.O.M!!

11.船木 真人

選出理由:一試合を通じて好タックルが目立った。特にスピードに乗った相手に対してのタックルには光るものがあった。