月別: 2017年10月

みずほ銀行戦(関東社会人リーグ1部 四戦目)

10月15日(日)

前回の東京消防庁との激闘から中5日。

みずほ銀行との一戦に臨みます。

東京消防庁戦で見えた自分達の闘い方のヒントを活かし、何としても勝利に繋げたいところです。

 

雨が降る中で迎えたキックオフ。両チームともキックを軸にゲームの組み立てを図る中、

まず先手を奪ったのはみずほ銀行でした。

JRのハンドリングエラーとペナルティーにより得た右ゴール前ラインアウトから

モールを押し込み開始2分で5点を先制します。

JRもキックを有効に使い敵陣への侵入に成功し、

22m内ゴールポスト真正面の位置でペナルティーを獲得します。

ここは冷静にペナルティーゴールを選択し、これを原谷がきっちりと決めすぐさま3点を返します。

そこからはしばらく自陣での時間帯が続きますが、前回の東京消防庁戦と同様に

激しいタックルと内から湧いてくるディフェンスで得点を許しません。

相手のハンドリングエラーにも助けられるも、こちらもハンドリングに苦しみ

20分近く膠着状態が続きましたが、27分についにスコアが動きます。

JRのキック処理ミスで生じたアンストラクチャーをみずほ銀行が逃さず、

一気にトライまで持ち込みます。

意外な形で均衡が崩れると、フランカー横山をハイタックルによるシンビン(10分間の一時退場)で

欠いたことも相まって、我慢の時間が長かった反動からか32分・36分にも連続トライを献上してしまい、

こちらは1本のペナルティーゴールを返すにとどまり、前半を6-24の18点差で折り返すこととなります。

 

ハーフタイムでは選手間で、主にこの悪循環はどこからきているのかとその改善策について話し合い、

後半まずは先に点を取ることをチームの統一認識として後半へ向かいます。

 

しかし後半も先手を奪ったのはみずほ銀行でした。

後半開始5分、JRゴール前でのJRボールスクラム。

これをターンオーバーされ、そのまま右端に飛び込まれて簡単に追加点を許してしまいます。

このトライにより、6-29とされ非常に苦しい状況に追い込まれます。

それでも諦めることなく、何とか反撃に転じようと激しく身体を張り、

ターンオーバーに繋がるタックルや、相手ボールスクラムを押し込むなど、

目を見張るシーンは生まれますが、中々得点を奪うまでには至りません。

何度かビッグチャンスも訪れますが、決定的な場面を作ることができません。

結局流れを掴み切ることはできず、一つのペナルティーを犯したことをきっかけに

カウンターアタックを食らってしまい、後半も30分を過ぎたところで逆に6-36と点差を広げられてしまいます。

さすがにこれが決定打となってしまい、またしても前半同様ラスト10分でさらに2トライを追加され、

6-48とノートライでの敗戦となりました。

 

結果的に大差をつけられ、その原因はもちろん自分たちの弱さにあるのは間違いなく、

途中で集中力が切れてしまったことは大いに反省の余地がありますが、

選手たちは決して悪いプレーをしたわけではありません。

ディフェンスに関してはいつも通り質の高いタックルも多く充分及第点を与えられるもので、

アタックに関しても狙い通りのプレーを出せた場面もあり、評価できるポイントは多々ありました。

点の取られ方も試合の趨勢が決するまでは、相手がキックしたボールにチャージに行った選手の手が

中途半端に当たってしまい相手のオフサイドを解消させてしまうといった『ちょっとしたこと』が

原因となるものがほとんどで、それ次第では違った展開に持ち込むことができたのでは?

と思ってしまう内容でもありました。

これはもちろん思い切り言い訳がましく、その『ちょっとしたこと』も実力の内で、

それを制することがラグビーで勝つために必要な要素であり、制することができないのは自分たちに原因があります。

それらを全て受け入れて、『ちょっとしたこと』をしっかりと味方につけられるよう、

しっかりと反省・改善に取り組み、次戦に臨みたいと思います。

 

この日も各職場の同僚や関係者の方々が雨の中たくさん応援に駆けつけてくださいました。

中々結果に出すことができず、もどかしい気持ちでいっぱいですが、

この後も変わらず前を向いて挑んで参りますので、引き続きご声援のほどよろしくお願いいたします。

 

トライ

なし

M.O.M!!

14.本村 侑也

選出理由:キックを中心に据えたゲームプランの中で、そのキックにより大きく陣地を挽回するなど大いに貢献した。またゴール前でのピンチ時には激しいタックルで相手のアタックを寸断し、ディフェンス面でもチームを救う活躍を見せた。

東京消防庁戦(関東社会人リーグ1部 三戦目)

10月9日(月)

開幕から2連敗で迎えたこの試合。

巻き返しを図るべく一戦必勝の気持ちで臨みます。

 

その気持ちがしっかりと表れた前半。

キックオフ直後から早速チャンスが生まれます。

相手ペナルティーにより得たゴール前左でのラインアウトからモールを形成し勢い良く前進します。

しかしここはモールから相手ディフェンスが一人もいなくなってしまい、

ボールキャリアをタックラーから隠すオブストラクションのペナルティーを取られ先制機を逸します。

その後も激しく前に出るタックルとキックによる陣地の取り合いで優位に立ち、

敵陣で試合を運ぶことに成功しますが、ここぞでのセットプレーの乱れやペナルティーが重なり、

中々得点に結びつけることができません。

すると次第に自陣への侵入を許すこととなってしまいます。

自陣で過ごす時間が長くなり何度も相手に流れが傾きかけますが、

前に出るディフェンスの勢いは衰えることなく、こちらも簡単にはトライを与えません。

しかし迎えた前半19分、キックを蹴るシチュエーションでダミーに入ったプレーが

ディフェンスを妨害したとペナルティーを取られてしまい、

自陣22mライン上左中間の位置でペナルティーゴールのチャンスを与えてしまいます。

これをきっちりと決められ遂に均衡を破られてしまいます。

再開のキックオフでも敵陣深くに入り込み、しばらくアタックを継続しますが、

ミスを警戒したのか限りなくポイントに近い位置での縦一辺倒のアタックとなり決め手を欠いてしまいます。

最後は大事に行き過ぎてブレイクダウンでボールに覆いかぶさるシーリングオフのペナルティーにより相手を助けてしまいます。

その流れから再度自陣への侵入を許し、相手の鋭いアタックにも怯まず素晴らしい粘りを見せていましたが、

ターンオーバーを狙ったところでボールを奪い切れず、そこに人数を費やしてしまった分、

外にスペースを作ってしまいこの試合初のトライを献上してしまいます。

結局前半は得点を奪うことができず、0-10で前半を折り返します。

 

選手にとっては肉体的にも精神的にもハードな前半の闘いぶりであったにも関わらず、

ハーフタイムにおいては積極的に選手間で修正点を話し合いやるべきことがしっかりと統一され、

チームの一体感は一層と高まり、後半の巻き返しに大きな期待を持てる時間となりました。

 

そしてその期待通り、後半開始直後からチャンスが訪れます。

プラン通りのキックを使った戦術が功を奏し、敵陣右ゴール前でラインアウトを獲得します。

今度こそはともう一度モールを形成し押し込みますが、ここではボールキャリアが前方にいる味方と

ぶつかるアクシデンタルオフサイドの反則を犯してしまい、絶好機を逃してしまいます。

決して悪くない流れではありますが、トライを取り切るまでには至れません。

この流れを断ち切るべく、48分に敵陣22m中央で得たペナルティーではペナルティーゴールを選択し、

これを原谷がきっちり決め、まずは3点を返します。(3-10)

そのまま波に乗りたいところでしたが、キックチェイスでの少しの乱れからカウンターアタックを仕掛けられ、

ここを起点に手痛い追加点を与えてしまいます。(3-17)

それでも集中力を切らさずにすぐさま反撃に転じ、56分には再度敵陣深くでペナルティーゴールのチャンスを得ると、

これも原谷が冷静に決め、6-17と詰め寄ります。

どうしてもトライが欲しい場面でしたが、ここからJRの怒涛のアタックが展開されます。

エリア中盤から果敢にアタックを仕掛けると、上手くフォワードを絡めながら右へ左へと大きくボールを動かし、

相手ディフェンスを翻弄します。

そして中嶋のビッグゲインをきっかけに相手ゴール前へと迫ると、そこからフォワードがサイドアタックにこだわり、

これまで何度も跳ね返されてきた近場の攻防を意地で制し、最後はフランカーの佐々木がインゴールに飛び込み

ようやく待望のトライが生まれます。

トライ後のコンバージョンゴールも決まり13-17とし、1トライで逆転となる射程圏に捉えます。

そこからは、とどめを刺すべく攻める東京消防庁と必死に食らいつくJRの意地がぶつかり合う構図がしばらく続きます。

そして迎えた77分、JRにビッグチャンスが訪れます。

耐えて耐えて何とか自陣を脱したJRは、相手ボールではありますが敵陣ゴール前でのラインアウトに持ち込みます。

相手がキックによる脱出を試みますが、エリア中盤でキャッチしたJRはカウンターアタックを仕掛けます。

またもやグラウンドをワイドに使った攻撃で、一瞬逆転へのムードが漂いましたが大きく右へ展開したところで

ボールキャリアが孤立してしまい、痛恨のノットリリースザボールを取られてしまい一気に逆転とはなりません。

そこから逆に自陣ゴール前に迫られ、それでも変わらず激しいディフェンスで逆転への道を探りますが、

東京消防庁のフィジカルに押し切られる形でダメ押しトライを奪われ、そこで無情にもホイッスルが鳴り響き、

13-22でノーサイドとなりました。

 

非常に内容のある試合となりましたが、チャンスの場面で大事に行き過ぎた結果、

相手の強みで勝負をすることとなり、勝負所を押さえられず勝ち切ることができませんでした。

だからこそ余計に悔しさが残る敗戦となりましたが、試合後の選手の表情からも

これまでの敗戦とは質が違い、次への繋がり方が変わってくるのは一目瞭然です。

これが本物の悔しさです。そして本物の悔しさを知ることでしか本当の意味での成長を遂げることはできません。

それを知れただけでも大きな意味を持つ一戦となりました。

次の試合こそがこの試合の真価を問われる一戦となります。

本当の意味での全力を尽くして闘った選手達には拍手を送るとともに、下を向かず胸を張って次の一戦に臨むことを期待します。

 

この試合でもたくさんの方に応援に来ていただき、試合後もたくさんの励ましのお言葉を頂きました。

もう間もなく結果に表れますので、引き続きご声援のほどよろしくお願いいたします。

トライ

48分 佐々木(ゴールキック 〇 原谷)

M.O.M!!

7.横山 晴樹

選出理由:気持ちのこもったタックルで80分間自分より大きい相手を仰向けに倒し続けた。