月別: 2017年11月

ワセダクラブ戦(関東社会人リーグ1部 六戦目)

11月19日(日)

5連敗で迎えたワセダクラブとの一戦。

2部時代にも対戦経験のある相手との闘いとなります。

 

この日は個人のボールを前に運ぶ力が非常に強い相手のアタックを封じるため、

まずはディフェンスで穴を作らずにきっちりとタックルに入ることを意識して前半に臨みます。

しかし前半開始早々、重心の低い相手に対しタックルが高くなってしまい自陣深くに攻め込まれピンチを迎えます。

何とかトライを阻止すべく、必死のカバーディフェンスを見せますが、相手の速い展開に溜まらずペナルティーを犯してしまいます。

そこから速攻で仕掛けてきた相手にラックを連取され前半2分にあっさりと先制トライを奪われてしまいます。

JRもすぐに反撃に転じるべく、再開後のキックオフから敵陣に侵入しテンポの良いアタックを展開しますが、

ゲインラインを突破したところでボールを落としてしまったり、最後のワンパスが繋がらないなど、

イージーなミスが重なりトライチャンスを失ってしまいます。

そうなると必然的に流れは相手に傾いてしまい、こちらのミスを逃さずビッグゲインに繋げられ、

逆に一気にトライまで持っていかれてしまいます。

それでも前半15分。負けじと敵陣にてアタックフェーズを重ねます。

フォワードとバックスが一体となった流れの良いアタックにより相手のペナルティーを誘発すると、

ゴール前での攻防を制し最後はフッカーの関が意地でインゴールに飛び込みます。(7-14)

関のトライ
関のトライ

何としても次の得点を奪いゲームの流れを取り戻すべく、ワセダクラブの勢いあるアタックに対し

ようやく機能し始めた組織ディフェンスで抵抗します。

低く決まりだしたタックルと相手のミスも相まって流れを断ち切ったかに見えましたが、

中盤地域でのノープレッシャーの局面においてパスミスを犯すなど、

こちらも簡単なミスを連発し、それをきっかけにトライを奪われ7-21と再びリードを広げられてしまいます。

前半終了間際にも敵陣22m内でフランカー武藤の好判断によりターンオーバーに成功し、

ビッグチャンスを迎えますが大事に行き過ぎた結果、ここでも『トライを取り切る』ことができません。

その後さらにもう1トライを献上し、7-26で前半を折り返します。

武藤の低いタックル
フランカーで今シーズン初先発となった武藤の低いタックル

 

ハーフタイムにおいて前半リードを許す原因となったイージーミスを無くすために、

それぞれが意識すべきことを再確認し、後半まずは先に得点を奪うことを目指し後半に臨みます。

 

そして迎えた後半。

まずは中盤地域にてボールを確保し、アタックを展開します。

しかしミスを無くすことを意識しすぎたのか、アタックが近場ばかりを攻める単調なものとなってしまい、

結果相手のタックルの餌食となり、最終的にノットリリースザボールの反則を取られボールを失います。

何度もチャンスは演出するが・・・

そこからラインアウトモールを押し込まれ、非常に手痛い追加点を奪われ後半に入っても流れを変えることができません。

その後もさらに勢いづいた相手のアタックを、中々ゲインライン上で食い止めることができず、

次第に点差を広げられていきます。

アタックにおいてもイーブンボールを確実に抑えることや、接点でのボールコントロールが徹底できず、

モールで1本トライを奪うにとどまり、最終スコア14-59でノーサイドを迎えることとなりました。

 

この日もこれまでの試合同様、『イーブンボールを確実に抑える』『接点でのボールコントロールを丁寧にする』など

戦略・戦術の前にラグビーだけではなくボールゲームの基本である『ボールを大事に扱う』ということを

もう少し意識するだけで防げたトライや逆に奪えたトライはいくらでもありました。

非常に基本的なことではありますが、だからこそその部分ができていなかったために、

今シーズンここまで苦しむこととなってしまいました。

次のとらい夢戦はリーグ最終戦となります。

最終戦こそ全ての土台となる基本プレーを大事にし、自分たちが本来持っている力を出し切って

納得できる試合をするためにも、もう一度しっかりと準備をして臨みたいと思います。

 

この日も遠方にも関わらずたくさんの方々が応援に来てくださいました。

今シーズンここまで我々以上にもどかしい思いをさせてしまっていることかと思います。

最終戦ではそのもどかしさを晴らせるように全力で挑みますので、

どうか最後まで共に闘っていただけますようよろしくお願いいたします。

最終戦に期待したい

 

トライ

19分 (ゴールキック 〇 原谷)

64分 鈴木(ゴールキック 〇 原谷)

M.O.M!!

13.植田 直人

選出理由:劣勢となった試合展開の中で一試合を通じて好タックルを連発し存在感を示した。アタックにおいても力強い姿勢でチャンスを演出した。

丸和運輸機関戦(関東社会人リーグ1部 五戦目)

11月5日(日)

ここまで勝利のないJR。

苦しいシーズンとなっていますが、何とかきっかけを掴みたいところです。

今回はここまで全勝とJRとは対照的な結果を残している丸和運輸機関との一戦。

いつも以上に戦い方を絞って試合に臨みます。

 

丸和のキックオフで始まった前半。開始早々、丸和の勢いあるアタックに苦戦を強いられます。

相手の勢いあるアタックに対し、JRのタックルは全体的に高くなってしまい、

接点において確実にゲインを許してしまいます。

何とか倒すことができたとしても相手の速い起き上がりによりディフェンスラインを押し下げられ、

前半開始わずか5分で先制トライを奪われてしまいます。

同7分にも、こちらのキック処理のミスにつけ込まれ、立て続けにトライを奪われる苦しい立ち上がりとなってしまいます。

それでも13分。キックを有効に使い、敵陣深くへと侵入すると、

左ゴール前で得たラインアウトからモールを押し込み早い段階でのスコアに成功します。(ゴール成功 7-12)

モールで反撃のトライを奪う
モールで反撃のトライを奪う

その後も接点での劣勢は変わらず、反則を重ねてしまう展開となりますが、

ゴール前での防御においても何とか踏ん張り、一時は自陣からも脱して中盤での攻防に持ち込みます。

その中で先に糸口を掴みたいところでしたが、相手の鋭いプレッシャーにより肝心なところでのミスが相次ぎ、

徐々に相手へと流れが傾いていきます。

そして26分。センターライン付近での丸和ボールラインアウトから連続攻撃を仕掛けられます。

ここでも接点での確実なゲインを許し、こちらのディフェンスの枚数をどんどん減らされ、

最後は空いた左スペースにボールを運ばれ、どうしても欲しかった次の得点を献上してしまいます。

そこからはこれまでの粘りの反動からか、防げるはずの反則を犯してしまったり、

イーブンボールへの反応が遅れるなど、自分たちでリズムを崩してしまいます。

それを着実に得点へと繋げられ、7-32と大きく点差を広げられて前半の終了を迎えます。

 

ハーフタイムにおいて、もう一度自分たちのやるべきことを確認し、

何とか立て直そうと挑んだ後半でしたが、一度握られた主導権を奪い返すことは簡単ではありませんでした。

 

後半に入っても勢いが衰えない丸和の縦への圧力は、ここまでのシーズンの好調ぶりを反映しているかのようでした。

JRも必死のディフェンスで食らいつきますが、後半開始3分でトライを許してしまいます。

原谷の低いタックル
原谷の低いタックル

再開のキックオフでは敵陣深くへと入り込み、反撃を試みますが中々有効打を繰り出せず、

トライまで結びつけることができません。

その後もチャンスは続きますが、ラインアウトでの一つのミスから逆に一気に自陣へと攻め込まれ、

またしても勢いそのままに追加点を奪われます。

何度も見せ場は作るが・・・
何度も見せ場は作るが・・・

それでも自分たちのプランを崩さずにやるべきことを徹底し、何度か見せ場を作りましたが、

『チャンスで取り切る』という今シーズン最大の課題をこの日もクリアすることはできず、

最後まで追加点を奪えず最終スコア、7-75での敗戦となりました。

 

まさかの大敗となり、ショックが無いと言えば嘘になりますが、

一つ一つを思い返してみると、相手の接点での前に出る姿勢やイーブンボールへの執着心、

そして簡単に反則を犯してしまうこちらの緩さ等を比較すると妥当な結果と認めざるを得ません。

しかし選手達は、試合に臨むにあたってチームで統一した戦術を最後までやり切り、

苦しい試合展開の中においても何度も練習通りの場面を作り出し、

今後の試合を見据える上で、大きな収穫を得ることもできました。

ゲームを作った増山のキック。
ゲームを作った増山のキック。

 

今回の試合で得た感触をブラッシュアップし、良かったところそして改善すべき点を

チーム全体でしっかりと見極めて残りの試合に活かして行きたいと思います。

そして必ず結果に繋げます。

必ず成果に結びつける。
鈴木主将を中心に前を向く。

 

こんな結果ではありますが、チームは決して諦めておりませんので、

引き続きご声援のほどよろしくお願いいたします。

 

トライ

13分 佐々木(ゴールキック 〇 原谷)

M.O.M!!

8.佐々木 滉介

選出理由:慣れないポジションにも関わらず相手の圧力を受けるスクラムにおいて、巧みにボールをキープしチームの戦術を支え続けた。後半に入っても低いタックルに入り続けるなどタフな一面も見せた。

試合前夜にすべきたった1つのこと

『人が想像できることは、必ず人が実現できる』
(ジュール・ヴェルヌ/小説家)

CMで使われたこの言葉をご記憶の方も多いでしょう。

思考は現実化します。
ですから試合前のみなさまに一言。
本気で『勝てたイメージ』をして下さい。
自分達の流れを作り、自分達のやってきた事がしっかり発揮できた、
そして勝利した!
そんな具体的なイメージをして下さい。

そんな考えただけで勝てたら楽だよ!
そう思うかもしれません。

でも、もし相手の15人全員が、
いえ、リザーブ(控え選手)やスタッフ含めチーム全員が
完璧にそのイメージをして来ていたらどうですか?
その上、格上だったら勝つ可能性ありますか?

逆に、相手がそれをしていなかったとします。
そしてもし自分達のチームが挑戦者として臨んだ場合でも、
全員一丸で、本気でイメージしていたら、
勝つ気がしてきませんか?

イメトレの有用性は、科学的にも証明されています。
それは、チームの勝敗に直結すると言う事とは少し違うかもしれません。

座っていようが寝ていようが、
運動をイメージする事でその動作に必要な脳の領域が活動する、と言う事がわかっています。
つまり、実際に身体を動かさなくても練習の効果が得られ、上達していくと言う事です。
逆に、なんのイメージもなくただ動作を反復しても上達するのは難しいと言う事です。

だとしたら、試合本番でも強くイメージしたプレーがそのまま反映される事は多いにあり得ます。
そしてそれが試合前に立てた戦術通りに全てハマっていけば、
勝利も見えてくるはずです。

もう一度いいます。
思考は現実化します。
それをより強く、具体的に想った者に勝利の女神が微笑むことでしょう!