ADラガー戦(関東社会人1-2部昇降格順位戦 二回戦)


1月28日(日)

先週のブリヂストン戦に勝利し、一部残留を決めたJR東日本。

同じく先週の試合に勝利し、二部から一部へと昇格を決めたADラガーとのシーズン最終戦に挑みます。

来シーズンの一部リーグで闘う相手である以上負ける訳にはいきません。

 

ブレイクダウンにこだわることを意識して臨んだ前半。

そのブレイクダウンで優位に立ち、敵陣22m中央付近の位置でペナルティーを獲得します。

まずはペナルティーゴールを選択し、この日原谷に代わりキッカーを務める11番本村が落ち着いて決め、

前半開始3分で幸先良く先制に成功します。

この日はキッカーも務めた本村
この日はキッカーも務めた本村

 

 

 

 

 

 

試合の入りとしては今シーズンで一番の出来と言っていい程の立ち上がりです。

このままJRのペースで試合を進められるかと思った矢先、再開のキックオフからキックによる陣地の

取り合いへと発展すると、カウンターを仕掛けてきた相手に簡単に走られ先制からわずか1分で逆転を許します。

 

 

 

 

 

試合開始5分で両チームが得点を挙げる展開となり、点の取り合いの様相を呈しますが、

その後も得点を積み重ねたのはADラガーでした。

JRが敵陣で主導権を握ってアタックを繰り返すも、アタック方向やサインの選択において

最良の判断を下せずトライまで結びつけられずにいると、次第にADラガーへと流れは傾きます。

アタックでのネガティブな結果を引きずってしまったJRは、キック処理でもたついている間に

あっさりと追加点を献上してしまいます。

悪い流れを断ち切れず、ラインアウトやディフェンスの局面においてもイージーなミスを繰り返し、

さらに3トライを加えられ、大きくリードを許してしまいます。

こちらも粘り強いアタックから最後は9番矢畑がペナルティーから速攻で仕掛けトライを奪いますが、

前半はこの1トライに留まり、10-33のスコアで折り返します。

 

逆転するために、もう一度自分達がやらなければならないことを徹底することを確認し、

まずは相手より走ることを念頭に置いて後半へ臨みます。

 

後半に入ってすぐに流れを掴みかけますが、キックをきっちりノーバウンドでキャッチし

勢いを保ったままカウンターを仕掛けてくる相手に対して、

タックルには入るもののボールを繋がれてしまい、先にトライを与えてしまいます。

この時点で30点差とされ逆転に向けて黄信号が灯りますが、ようやくJRにも火が点きここから反撃に転じます。

自陣からキックを使わずに攻め込み、相手ディフェンスを押し下げると、

左ライン際でボールを受けた15番増山が力強い走りでタックラーを寄せ付けず強引にインゴール飛び込みます。

持ち前のアタック力を存分に発揮した
持ち前のアタック力を存分に発揮した

 

 

 

 

 

 

その5分後、敵陣22m中央付近のブレイクダウンからテンポ良く右へ展開し、

13番植田から8番佐々木へと絶妙なパスが通り、ディフェンスラインを突破すると、

佐々木が華麗なステップで走り切り、追い上げムードが一気に高まります。

相手を置き去りにする佐々木のステップ
相手を置き去りにする佐々木のステップ

 

 

 

 

 

 

その後ペナルティーゴールを1本決められますが、JRの勢いは止まりません。

ハーフウェイから連続攻撃を仕掛け、敵陣ゴール前まで攻め込むと密集脇へ1番小谷野が勢い良く走り込み、

残り10分を残し14点差へと詰め寄ります。

良い角度で走りこむ小谷野
良い角度で走りこむ小谷野

 

 

 

 

 

 

早い段階で射程圏に捉えたいJRは、さらに波状攻撃を継続します。

途中相手ボールスクラムをターンオーバーするなど、流れを完全に掌握していましたが、

相手の意地のディフェンスを前に得点には結びつけられないまま、時間だけが無情にも過ぎていきます。

 

それでも諦めずトライを奪うため必死にアタックを展開しますが、最後は前のめりになったところをインターセプトされてしまい、

小谷野が懸命に追いタックルを繰り出し独走は阻止するものの、相手サポートに枚数で上回られトライは防ぐことができず

そのままノーサイドとなりました。(最終スコア 29-50)

 

後半に入って意地の追い上げは見せたものの、前半のビハインドが大きく響き最終戦を勝利で飾ることはできませんでした。

チャンスで取り切るという今シーズンの課題を最後まで露呈する形での敗戦となり、非常に残念でなりませんが、

これが現段階でのチームの実力と受け止め、まずはしっかりとチーム全体でシーズンを省みたいと思います。

応援してくださったたくさんの方々にとっては物足りない結果となり、誠に申し訳ない気持ちでいっぱいですが、

このような結果だからこそ得られたものもたくさんあります。

今シーズンの結果が成長するために必要なものであったと、来シーズン以降に言えるようしっかりと糧にしていきたいと思います。

一年間見捨てずに応援してくださり本当にありがとうございました。

来シーズンもさらに精進して参りますので、引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。

矢畑の低いタックルはこの日も健在だった
矢畑の低いタックルはこの日も健在だった

 

 

 

 

 

 

トライ

31分 矢畑(ゴールキック 〇 本村)

52分 増山(ゴールキック 〇 本村)

57分 佐々木(ゴールキック × 本村)

70分 小谷野(ゴールキック 〇 本村)

M.O.M!!

1.小谷野

選出理由:スクラムで奮闘する傍らワークレートが高いことを、後半のトライと終了間際のバッキンタックルで証明した。

ムラさえ無くなればまだまだ可能性を秘めている選手の1人。
ムラさえ無くなればまだまだ可能性を秘めている選手の1人。