カテゴリー: 戦評

みずほ銀行戦(関東社会人リーグ1部 四戦目)

10月15日(日)

前回の東京消防庁との激闘から中5日。

みずほ銀行との一戦に臨みます。

東京消防庁戦で見えた自分達の闘い方のヒントを活かし、何としても勝利に繋げたいところです。

 

雨が降る中で迎えたキックオフ。両チームともキックを軸にゲームの組み立てを図る中、

まず先手を奪ったのはみずほ銀行でした。

JRのハンドリングエラーとペナルティーにより得た右ゴール前ラインアウトから

モールを押し込み開始2分で5点を先制します。

JRもキックを有効に使い敵陣への侵入に成功し、

22m内ゴールポスト真正面の位置でペナルティーを獲得します。

ここは冷静にペナルティーゴールを選択し、これを原谷がきっちりと決めすぐさま3点を返します。

そこからはしばらく自陣での時間帯が続きますが、前回の東京消防庁戦と同様に

激しいタックルと内から湧いてくるディフェンスで得点を許しません。

相手のハンドリングエラーにも助けられるも、こちらもハンドリングに苦しみ

20分近く膠着状態が続きましたが、27分についにスコアが動きます。

JRのキック処理ミスで生じたアンストラクチャーをみずほ銀行が逃さず、

一気にトライまで持ち込みます。

意外な形で均衡が崩れると、フランカー横山をハイタックルによるシンビン(10分間の一時退場)で

欠いたことも相まって、我慢の時間が長かった反動からか32分・36分にも連続トライを献上してしまい、

こちらは1本のペナルティーゴールを返すにとどまり、前半を6-24の18点差で折り返すこととなります。

 

ハーフタイムでは選手間で、主にこの悪循環はどこからきているのかとその改善策について話し合い、

後半まずは先に点を取ることをチームの統一認識として後半へ向かいます。

 

しかし後半も先手を奪ったのはみずほ銀行でした。

後半開始5分、JRゴール前でのJRボールスクラム。

これをターンオーバーされ、そのまま右端に飛び込まれて簡単に追加点を許してしまいます。

このトライにより、6-29とされ非常に苦しい状況に追い込まれます。

それでも諦めることなく、何とか反撃に転じようと激しく身体を張り、

ターンオーバーに繋がるタックルや、相手ボールスクラムを押し込むなど、

目を見張るシーンは生まれますが、中々得点を奪うまでには至りません。

何度かビッグチャンスも訪れますが、決定的な場面を作ることができません。

結局流れを掴み切ることはできず、一つのペナルティーを犯したことをきっかけに

カウンターアタックを食らってしまい、後半も30分を過ぎたところで逆に6-36と点差を広げられてしまいます。

さすがにこれが決定打となってしまい、またしても前半同様ラスト10分でさらに2トライを追加され、

6-48とノートライでの敗戦となりました。

 

結果的に大差をつけられ、その原因はもちろん自分たちの弱さにあるのは間違いなく、

途中で集中力が切れてしまったことは大いに反省の余地がありますが、

選手たちは決して悪いプレーをしたわけではありません。

ディフェンスに関してはいつも通り質の高いタックルも多く充分及第点を与えられるもので、

アタックに関しても狙い通りのプレーを出せた場面もあり、評価できるポイントは多々ありました。

点の取られ方も試合の趨勢が決するまでは、相手がキックしたボールにチャージに行った選手の手が

中途半端に当たってしまい相手のオフサイドを解消させてしまうといった『ちょっとしたこと』が

原因となるものがほとんどで、それ次第では違った展開に持ち込むことができたのでは?

と思ってしまう内容でもありました。

これはもちろん思い切り言い訳がましく、その『ちょっとしたこと』も実力の内で、

それを制することがラグビーで勝つために必要な要素であり、制することができないのは自分たちに原因があります。

それらを全て受け入れて、『ちょっとしたこと』をしっかりと味方につけられるよう、

しっかりと反省・改善に取り組み、次戦に臨みたいと思います。

 

この日も各職場の同僚や関係者の方々が雨の中たくさん応援に駆けつけてくださいました。

中々結果に出すことができず、もどかしい気持ちでいっぱいですが、

この後も変わらず前を向いて挑んで参りますので、引き続きご声援のほどよろしくお願いいたします。

 

トライ

なし

M.O.M!!

14.本村 侑也

選出理由:キックを中心に据えたゲームプランの中で、そのキックにより大きく陣地を挽回するなど大いに貢献した。またゴール前でのピンチ時には激しいタックルで相手のアタックを寸断し、ディフェンス面でもチームを救う活躍を見せた。

東京消防庁戦(関東社会人リーグ1部 三戦目)

10月9日(月)

開幕から2連敗で迎えたこの試合。

巻き返しを図るべく一戦必勝の気持ちで臨みます。

 

その気持ちがしっかりと表れた前半。

キックオフ直後から早速チャンスが生まれます。

相手ペナルティーにより得たゴール前左でのラインアウトからモールを形成し勢い良く前進します。

しかしここはモールから相手ディフェンスが一人もいなくなってしまい、

ボールキャリアをタックラーから隠すオブストラクションのペナルティーを取られ先制機を逸します。

その後も激しく前に出るタックルとキックによる陣地の取り合いで優位に立ち、

敵陣で試合を運ぶことに成功しますが、ここぞでのセットプレーの乱れやペナルティーが重なり、

中々得点に結びつけることができません。

すると次第に自陣への侵入を許すこととなってしまいます。

自陣で過ごす時間が長くなり何度も相手に流れが傾きかけますが、

前に出るディフェンスの勢いは衰えることなく、こちらも簡単にはトライを与えません。

しかし迎えた前半19分、キックを蹴るシチュエーションでダミーに入ったプレーが

ディフェンスを妨害したとペナルティーを取られてしまい、

自陣22mライン上左中間の位置でペナルティーゴールのチャンスを与えてしまいます。

これをきっちりと決められ遂に均衡を破られてしまいます。

再開のキックオフでも敵陣深くに入り込み、しばらくアタックを継続しますが、

ミスを警戒したのか限りなくポイントに近い位置での縦一辺倒のアタックとなり決め手を欠いてしまいます。

最後は大事に行き過ぎてブレイクダウンでボールに覆いかぶさるシーリングオフのペナルティーにより相手を助けてしまいます。

その流れから再度自陣への侵入を許し、相手の鋭いアタックにも怯まず素晴らしい粘りを見せていましたが、

ターンオーバーを狙ったところでボールを奪い切れず、そこに人数を費やしてしまった分、

外にスペースを作ってしまいこの試合初のトライを献上してしまいます。

結局前半は得点を奪うことができず、0-10で前半を折り返します。

 

選手にとっては肉体的にも精神的にもハードな前半の闘いぶりであったにも関わらず、

ハーフタイムにおいては積極的に選手間で修正点を話し合いやるべきことがしっかりと統一され、

チームの一体感は一層と高まり、後半の巻き返しに大きな期待を持てる時間となりました。

 

そしてその期待通り、後半開始直後からチャンスが訪れます。

プラン通りのキックを使った戦術が功を奏し、敵陣右ゴール前でラインアウトを獲得します。

今度こそはともう一度モールを形成し押し込みますが、ここではボールキャリアが前方にいる味方と

ぶつかるアクシデンタルオフサイドの反則を犯してしまい、絶好機を逃してしまいます。

決して悪くない流れではありますが、トライを取り切るまでには至れません。

この流れを断ち切るべく、48分に敵陣22m中央で得たペナルティーではペナルティーゴールを選択し、

これを原谷がきっちり決め、まずは3点を返します。(3-10)

そのまま波に乗りたいところでしたが、キックチェイスでの少しの乱れからカウンターアタックを仕掛けられ、

ここを起点に手痛い追加点を与えてしまいます。(3-17)

それでも集中力を切らさずにすぐさま反撃に転じ、56分には再度敵陣深くでペナルティーゴールのチャンスを得ると、

これも原谷が冷静に決め、6-17と詰め寄ります。

どうしてもトライが欲しい場面でしたが、ここからJRの怒涛のアタックが展開されます。

エリア中盤から果敢にアタックを仕掛けると、上手くフォワードを絡めながら右へ左へと大きくボールを動かし、

相手ディフェンスを翻弄します。

そして中嶋のビッグゲインをきっかけに相手ゴール前へと迫ると、そこからフォワードがサイドアタックにこだわり、

これまで何度も跳ね返されてきた近場の攻防を意地で制し、最後はフランカーの佐々木がインゴールに飛び込み

ようやく待望のトライが生まれます。

トライ後のコンバージョンゴールも決まり13-17とし、1トライで逆転となる射程圏に捉えます。

そこからは、とどめを刺すべく攻める東京消防庁と必死に食らいつくJRの意地がぶつかり合う構図がしばらく続きます。

そして迎えた77分、JRにビッグチャンスが訪れます。

耐えて耐えて何とか自陣を脱したJRは、相手ボールではありますが敵陣ゴール前でのラインアウトに持ち込みます。

相手がキックによる脱出を試みますが、エリア中盤でキャッチしたJRはカウンターアタックを仕掛けます。

またもやグラウンドをワイドに使った攻撃で、一瞬逆転へのムードが漂いましたが大きく右へ展開したところで

ボールキャリアが孤立してしまい、痛恨のノットリリースザボールを取られてしまい一気に逆転とはなりません。

そこから逆に自陣ゴール前に迫られ、それでも変わらず激しいディフェンスで逆転への道を探りますが、

東京消防庁のフィジカルに押し切られる形でダメ押しトライを奪われ、そこで無情にもホイッスルが鳴り響き、

13-22でノーサイドとなりました。

 

非常に内容のある試合となりましたが、チャンスの場面で大事に行き過ぎた結果、

相手の強みで勝負をすることとなり、勝負所を押さえられず勝ち切ることができませんでした。

だからこそ余計に悔しさが残る敗戦となりましたが、試合後の選手の表情からも

これまでの敗戦とは質が違い、次への繋がり方が変わってくるのは一目瞭然です。

これが本物の悔しさです。そして本物の悔しさを知ることでしか本当の意味での成長を遂げることはできません。

それを知れただけでも大きな意味を持つ一戦となりました。

次の試合こそがこの試合の真価を問われる一戦となります。

本当の意味での全力を尽くして闘った選手達には拍手を送るとともに、下を向かず胸を張って次の一戦に臨むことを期待します。

 

この試合でもたくさんの方に応援に来ていただき、試合後もたくさんの励ましのお言葉を頂きました。

もう間もなく結果に表れますので、引き続きご声援のほどよろしくお願いいたします。

トライ

48分 佐々木(ゴールキック 〇 原谷)

M.O.M!!

7.横山 晴樹

選出理由:気持ちのこもったタックルで80分間自分より大きい相手を仰向けに倒し続けた。

三菱東京UFJ戦(関東社会人リーグ1部 二戦目)

9月24日(日)

一部のレベルの高さを肌で感じた初戦から三週間。

今回も一部の中でも上位チームである三菱東京UFJ銀行との一戦となります。

 

前回の敗戦から気を引き締めなおして準備し迎えた試合でしたが、

前半開始直後いきなり自陣でのイージーミスからピンチを招きます。

そこから右へ左へ大きく揺さぶられ、たまらずペナルティーを犯すと

左ゴール前ラインアウトからラックを連取され、最後はラック周辺にディフェンスを寄せられたところで

FWとBKの間を巧みに突かれ簡単に先制トライを許してしまいます。

これで浮足立ってしまったJRはグラウンドを広く使ってくる相手アタックに対し、

有効な打開策を見出せず続けざまにトライを献上し、前半8分で0-21と大きくリードを広げられます。

その後、相手キックからカウンターアタックを仕掛けようやく自分達らしさを発揮し、

敵陣22m内に侵入するなど反撃のきっかけを掴みかけますが、

相手の前に出てくるディフェンスに苦しみ得点に結びつけることができません。

しばらく敵陣での時間帯が続きますが、無理に繋がなくてもいいところで繋ごうとしてミスをするなど

もったいないハンドリングエラーを繰り返し、相手を助けてしまうようなプレーを積み重ねてしまいます。

その結果流れを掴み切ることができず、逆にさらに2トライを奪われ前半が終了します。(前半 0-36)

前に出るディフェンス
前に出るディフェンス

 

ハーフタイムを挟み何とか先にトライを奪いたいところでしたが後半に入っても流れを変えることができません。

敵陣でゲームを進めるためキックでの侵出を狙いますが、有効なキックを繰り出せず、

中盤エリアでキックを受けた相手のカウンターアタックを止めることができず、ノーホイッスルトライを奪われてしまいます。

この間には一度はターンオーバーに成功するも、またもや軽いプレーで簡単に相手にボールを返してしまうという

この試合を象徴するような非常にもったいないシーンも見受けられました。

そうなると流れはどんどん相手に傾き、前半は優勢であったスクラムやラインアウトといったセットプレーも

押され気味となり、49分・51分・56分と立て続けにトライを献上し、勝敗は決してしまいました。

それでも闘う姿勢は崩さず前に出ることをやめなかったことで58分に敵陣深くで相手がミスをしたボールを

後半から途中出場のフランカー横山が素早い反応で確保し、そこからインサイドセンターの植田がインゴールへ転がしたところへ、

こちらも途中出場のアウトサイドセンター関川が飛び込み完封を逃れます。

さらにラストワンプレーでは敵陣左ゴール前で得たラインアウトからモールを押し込み

最後は左プロップの小谷野が押さえ意地を見せました。

最後は執念は見せたが・・・
最後まで執念は見せたが・・・

今回も特に『ここぞでのプレーの精度の高さ』や『試合の流れを考慮したゲームマネジメント』の部分において

上位チームのレベルの高さを見せつけられる形となってしまいました。

しかし今回の試合ではそれよりも『チャンスでのイージーミス』や『ペナルティー獲得時の判断ミス』など

チーム内において意思疎通や意識統一がしっかりとなされていないことによる自滅が

ここまでの大敗を招いた要因であることは否めません。

流れを変えるチャンスはいくらでもありましたが、せっかく得たペナルティーを

強引にタップで仕掛けた結果孤立してしまうなど、そのほとんどを自分達でふいにしてしまいました。

闘いはまだまだ始まったばかりです。そこさえ改善することができれば劇的に結果は変わるはずです。

ここで下を向くのではなく、もう一度勝ちたいという気持ちを見つめ直し奮起してくれることを選手たちに期待します。

勝ちたいという気持ちが本物であれば必ず道は拓けます。

さらなる奮起に期待したい
さらなる奮起に期待したい

トライ

58分 関川(ゴールキック 〇 原谷)

80分 小谷野(ゴールキック × 原谷)

M.O.M!!

1.小谷野 友樹

選出理由:スクラムで優位に立ちながらも、フィールドプレーにおいてもカウンターアタックを仕掛けてきた相手バックスに対して低いタックルで一発で仕留めるなどディフェンス面でチームに大きく貢献した。

小谷野の低いタックル
小谷野の低いタックル

JR東日本仙台支社戦(JR全国大会 三位決定戦)

9月17日(金)

初戦のJR九州戦に敗れたため最終日のこの日はJR東日本仙台支社との三位決定戦に臨みます。

この試合に敗れるとAブロックからBブロックへと降格となるため絶対に負けられない一戦となります。

 

仙台のキックオフで始まった前半、風上に立った東京はキックオフ直後から攻め込むも

ボールを丁寧に扱うことができずトライを取り切ることができません。

逆に風下の仙台に徹底的に近場を攻められ前半は苦戦を強いられることとなります。

東京が風上にも関わらずキックを有効に使えず自陣から脱出できずにいると、

執拗にラックからの持ち出しによるサイド攻撃を繰り返す仙台にゴール前に迫られます。

低いタックルで何とか凌いでいましたが、徹底したサイド攻撃に徐々にゲインを許し、

前半8分、先制トライを許します。

東京も前半15分に敵陣左22m内で得たラインアウトからモールを形成し、

7番佐々木が抜け出しトライを返しますが、その後も度重なるペナルティーやハンドリングエラーにより

流れを掴み切ることができません。

一つのパスミスをきっかけに自陣深くに入り込まれると、そこから防戦一方の時間帯が続き、

またもや34フェイズ連続にも及ぶ相手FWのサイド攻撃に屈する形で追加点を奪われてしまいます。

後半に向けて何とか嫌な流れを断ち切っておきたい東京は、

前半終了間際に敵陣左22m付近で得たペナルティーから速攻で仕掛け、

逆サイドに作った大きなスペースへボールを運び最後は13番植田がゴールラインを駆け抜け10-14とし、

4点ビハインドで前半を折り返します。

 

前半は自分たちの思うようなプレーができず、中々流れを持ってくることができずにいましたが、

ハーフタイムでもう一度チーム全体で意識する点を確認し、後半のキックオフに向かいました。

すると早速その効果が表れます。

自陣22m内のスクラムから8番斎藤皓太朗がサイド攻撃で突破し大きくゲインすると、

それを起点に流れるようなアタックを展開し、相手ディフェンスを翻弄し始めます。

たまらずオフサイドを犯す相手ディフェンスもなんのその、レフェリーに笛すら吹かせず、

これまでの鬱憤を晴らすかのように最後は14番武藤が敵陣10mでボール受け、

40mを走り切る爽快なトライを奪い逆転に成功します。(15-14)

これで波に乗った東京は前半の苦戦がまるで嘘だったかのように

グラウンドを広く使ったアタックが上手くはまり始めます。

45分には11番船木が、そして49分には10番髙井がどちらも大きくボールを動かす

アタックからトライを上げ相手とのリードを順調に広げていきます。

後半も自陣22m内に侵入されることもありましたが、

こちらも前半とは打って変わってしっかりと気迫のこもったタックルを連発し、

すぐにボールの奪取に成功します。

そして53分には前回のJR九州戦に引き続き、7番佐々木が豪快なトライを決めるなど

終始東京のペースで試合を進めることができ、最後は2番中嶋のトライで締め、

最終スコア39-14にてノーサイドとなりました。

 

正直、条件的には不利な風下の後半にこれだけゲームを支配できたことを考えると、

前半の不甲斐なさには疑問符が残る一戦となってしまいましたが、

ハーフタイム中に選手達自身でしっかりと切り替えられたこと、

そしてJR九州戦で出た反省点にいくつか改善が見られた点は評価できる試合であったかと思います。

ありきたりな表現とはなりますが、今回のJR全国大会での2試合において学んだことを

この後の関東社会人リーグでの闘いに『結果』として活かせるよう、

またしっかりと準備をしていきたいと思います。

 

菅平まで応援に来てくださった皆様、本当にありがとうございました。

この先もご声援の程どうぞよろしくお願いいたします。

 

トライ

15分 佐々木

29分 植田

40分 武藤

45分 船木

49分 髙井

53分 佐々木

55分 中嶋

M.O.M!!

8.斎藤 皓太朗

選出理由:試練の前半では好タックルを連発し、後半においてはチームに勢いを与え、

     その後の試合の流れを決定付けたパワフルなボールキャリーを披露した。

JR九州戦(JR全国大会 一回戦)

9月15日(金)

JRラグビーフットボール全国大会が今年も長野県の菅平にて開催されました。

全国からJR各社のラグビー部が集い覇権を争う本大会も今年で30回目を迎えます。

当部は本大会へはJR東日本東京支社として参加することとなります。

関東社会人リーグ期間中での開催のため、本大会での優勝を目指しつつも

リーグ戦に繋がる闘いを心がけ初戦のJR九州との試合に臨みました。

 

試合開始直後から、相手強力FWによる勢いのある突進に苦しみますが低いタックルによりしっかりと応戦します。

小谷野のタックル
小谷野のタックル
中嶋(左)と矢畑(右)のダブルタックル
中嶋(左)と矢畑(右)のダブルタックル

こちらもグラウンドを広く使ったアタックで敵陣ゴールに迫る展開に持ち込みますが、

相手の前に出てくるDFにプレッシャーを受けてしまい、判断ミスやハンドリングエラーを連発し

チャンスをモノにすることができません。

そして相手チームのキックを有効に活用し、空いたスペースを巧みに突いてくるアタックによって

再三のピンチを迎えますが、こちらも相手のハンドリングエラーやペナルティーに救われ何とかトライを防ぎます。

お互いが自身のミスやペナルティーで流れを掴み切れない展開が続きますが、

前半20分を過ぎたところで遂に均衡が破れます。

右ゴール前でラインアウトを得たJR九州は、FWによるサイド攻撃を繰り返し中央付近までボールを運び、

最後はSOからのループでトライを取り切ります。

こちらも前半終了間際に中盤からアタックを仕掛け空いたスペースを作り出すも、

またも判断ミスにより攻めきれず、無得点で前半の終了を迎えます。(前半 0-7)

 

後半に入っても中々流れを変えることはできません。

キック処理のミスから相手にボールを奪われゴール前に迫られます。

そこから大きく逆サイドに展開され、こちらのDFがついていくことができず、

追加点を奪われます。

その後もハンドリングエラーやキックミス、そしてペナルティーが重なり、

自陣での闘いを強いられ更に1トライを献上してしまいます。

点差が開いてしまった後半18分。ようやく反撃に転じます。

敵陣左10m付近で得たスクラムから12番植田の縦突破により相手のペナルティーを誘います。

ペナルティーから速攻で仕掛け、最後は13番斎藤が上手くスペースに走り込みトライを奪います。

植田の突破
植田の突破
トライを上げた斎藤
トライを奪った斎藤

しかしその直後、自陣からキックを使わずに積極的に仕掛けてきた相手に対し、

こちらのDFが返り切れずに順目にスペースを作ってしまい再度点差を離されてしまいます。

それでも最後まで切れる訳にはいきません。

後半25分には敵陣左ゴール前で得たフリーキックから、FWの連続アタックで徐々にゲインし外にスペースを作ることに成功します。

今度はそこをBKがきっちりと攻め切りトライを上げます。(トライ 武藤)

スピードのある武藤のアタック
スピードのある武藤のアタック

さらに後半28分。

勢いそのままに敵陣左中盤のラインアウトから、7番佐々木が激しく突進し、

4人のタックラーを振りほどき40mを一人で走りきるスペクタクルなトライを奪います。

DFを振り切る佐々木
DFを振り切る佐々木

しかし反撃もここまで。

最後までアタックを仕掛けますが、トライを奪うことはできず、最終スコア17-24で試合を終えました。

 

スコアだけを見ると惜しい試合のように感じられますが、

決めるべきところでしっかり決めてきたJR九州に対し、

『状況判断』『エリアマネジメント』『ハンドリングの精度』において

ベストな結果が少なくフラストレーションの溜まる試合となってしまいました。

 

この日もご家族やOBの方を始め、たくさんの方々がわざわざ菅平まで応援に駆け付けてくださりました。

いつもご支援くださる方々のためにも、この試合で得た反省点をしっかりとチームの成長へと繫げ、

今後の試合において一緒に喜んでいただけるようまた頑張ります。

 

トライ

48分 斎藤

55分 武藤

58分 佐々木

M.O.M!!

7.佐々木 滉介

選出理由:ボールを持つと必ずゲインし、再三に渡りチャンスを演出した。最後のトライ時の倒れない走りも素晴らしかった。